折りたたみスマホは、通常のスマートフォンにはない大画面と携帯性を両立できるのが魅力です。一方で、折りたたみ方によって使い勝手が大きく異なるほか、重量や耐久性、価格などにも違いがあります。見た目だけで選ぶと、購入後に「思っていた使い方ができない」と感じることもあるでしょう。そこで、折りたたみスマホを選ぶ際に確認しておきたいポイントを紹介します。
折りたたみ方と使い方から選ぶ
折りたたみスマホを選ぶときは、まず本体の開き方に注目しましょう。現在主流となっているのは、縦方向に閉じる「フリップ型」と、横方向に開く「フォールド型」です。どちらにも異なるメリットがあるため、自分のスマートフォンの使い方に合わせることが大切です。
コンパクトさを重視するならフリップ型
フリップ型は、昔の携帯電話のように縦方向へ折りたたむタイプです。閉じることで本体が小さくなるため、ポケットや小さめのバッグにも収納しやすく、持ち歩きやすいのが特徴です。
また、機種によっては閉じた状態でも外側のディスプレイを利用できます。通知の確認やカメラ操作などを本体を開かずに行えるため、必要なときだけ画面を大きく使いたい人にも向いています。さらに、本体を半分開いて机などに置けば、ハンズフリーで撮影やビデオ通話をしやすい点もメリットです。
大画面を活用したいならフォールド型
フォールド型は、本のように横方向へ開くタイプです。閉じた状態ではスマートフォンとして持ち歩き、展開するとタブレットに近い大画面を利用できます。
動画を大きな画面で楽しみたい人だけでなく、複数のアプリを同時に表示したい人にも適しています。たとえば、動画を再生しながらSNSを確認したり、地図とメッセージアプリを並べて表示したりと、画面の広さを活かした使い方が可能です。
ディスプレイ・耐久性・重量を確認する
折りたたみスマホは、一般的なスマートフォンとは構造が異なるため、画面や本体の仕様もしっかり確認しましょう。特に毎日持ち歩いて使用するなら、画面の大きさだけでなく、本体重量や折りたたみ部分の仕様も重要です。
画面サイズだけでなく使いやすさもチェック
フォールド型では展開時の画面サイズ、フリップ型では閉じた状態で利用できるサブディスプレイの大きさを確認しましょう。画面が大きければ便利とは限らず、自分がどのような用途で使うかによって適したサイズは変わります。
写真撮影を重視する場合は、外側のディスプレイをファインダーとして利用できるかもチェックしておくとよいでしょう。機種によってカメラ機能やサブディスプレイの使い勝手が異なるため、スペックだけでなく実際の操作性にも注目することが大切です。
ヒンジや防水性能も確認
折りたたみスマホでは、本体を開閉するヒンジ部分の構造も重要です。毎日開閉することになるため、メーカーが公表している耐久性に関する情報を確認しておきましょう。
また、防水性能に対応しているモデルも増えていますが、対応する等級は機種によって異なります。水濡れへの強さを重視する場合は、「防水対応」という表記だけで判断せず、具体的なIP規格まで確認すると安心です。
さらに、フォールド型は大画面を搭載する構造上、通常のスマートフォンより重くなりやすい傾向があります。長時間片手で持つ機会が多い人は、購入前に重量も確認しておきましょう。マイベストでは、フォールド型について250g以下を一つの目安として紹介しています。
価格と必要な性能のバランスで決める
折りたたみスマホは、手頃な価格のモデルから高性能な上位機種まで、価格帯に大きな幅があります。そのため、「一番高いモデルを選べばよい」と考えるのではなく、必要な機能を整理してから予算を決めることが大切です。
カメラや処理性能を用途に合わせる
写真や動画を頻繁に撮影するならカメラ性能、ゲームを楽しむなら処理性能を優先しましょう。一方、Webサイトの閲覧やSNS、電話などが中心なら、最上位モデルにこだわらなくても十分な場合があります。
フォールド型を選ぶ場合は、複数アプリを同時に表示できるか、分割表示をスムーズに使えるかなども確認しておくと便利です。折りたたみスマホならではの機能を使いこなせるかどうかも、機種選びの重要なポイントになります。
購入後に困らない機能も確認
価格だけでなく、おサイフケータイ、SIM・eSIM、5G、防水、ワイヤレス充電など、自分が普段使っている機能への対応状況も確認しましょう。とくに現在使用しているスマートフォンから乗り換える場合は、必要な機能が引き続き利用できるかをチェックしておくことが重要です。